世界反ドーピング機関、孫楊の秘密裏の処分に上訴も
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【11月26日 AFP】世界反ドーピング機関(WADA)は、中国・競泳男子の孫楊(Yang Sun、ソン・ヨウ)が、秘密裏に禁止薬物の使用で3か月の出場停止処分を科されていたことを受け、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する可能性を示唆した。広報担当者がAFPに明かした。
世界ドーピング防止規程(WADA Code)では、薬物違反は20日に以内に公表しなければならないと定められているが、WADAの広報はこの件についての詳細を受け取っていないとしている。
中国側は、五輪で2冠を達成した孫楊に対する処分の隠ぺいを否定しているが、5月から8月までの出場停止について発表が行われたのは今月24日のことだった。
AFPの電子メールによる質問に対しWADAは「この件に関するすべての決定に関する情報を受け取っておりません。受け取り後、WADAはこの裁定に関する理由を調査し、CASに対する上訴を行う独立した権利を行使するか否かを判断します」と返信した。
世界ドーピング防止規程の第14条2項2号によると、違反行為は20日に以内に公表されなければならず、その裁定については同期間内にWADAへ送付されなければならないという。
1500メートル自由形で世界記録を持つ孫は7月に処分を言い渡されたが、国内の選手権で陽性反応が示された5月17日にさかのぼって出場停止が適用されていた。(c)AFP