グラナダが首位堅持、コーとルイスが追う CMEグループ・ツアー選手権
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【11月23日 AFP】女子ゴルフ、CMEグループ・ツアー選手権(CME Group Tour Championship 2014)は22日、米フロリダ(Florida)州ネープルズ(Naples)のティブロン・ゴルフクラブ(Tiburon Golf Club)で3日目が行われ、パラグアイのジュリエッタ・グラナダ(Julieta Granada)が通算9アンダーで首位を堅持した。
グラナダはこの日スコアを2つ伸ばし、スペインのカルロタ・シガンダ(Carlota Ciganda)と米国のモーガン・プレッセル(Morgan Pressel)が1打差の2位タイにつけている。ドイツのサンドラ・ガル(Sandra Gal)は、通算7アンダーの単独4位で最終日を迎えることになった。
今季の世界女王の座と、優勝賞金の2倍にあたるボーナス100万ドル(約1億1700万円)獲得の可能性は、17歳のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)と世界ランク2位のステーシー・ルイス(Stacy Lewis、米国)のみに残されているようだ。
コーは、「あまり考えすぎないようにしたい」とし、「明日はまったく新しい一日。今日のように良いラウンドが回れればいいと思う」とコメントした。
この日スコアを4ストローク伸ばしたコーは、柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)と並ぶ通算6アンダーの5位タイにつけており、さらに1打差でアンジェラ・スタンフォード(Angela Stanford)、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2014)覇者のミッシェル・ウィ(Michelle Wie)という米国勢が並んだ。
3日目をイーブンパーでホールアウトしたウィーは、「諦めかけたけど、なんとか踏ん張れて良かった」と話し、「いくつかグリーンを外してしまい、ショートゲームが明らかにひどかった。コンスタントなプレーではなかったので、スピードを改善して、明日につなげたいです」と抱負を述べている。
ルイスは3日目を2アンダーとしており、通算3アンダーの10位タイで最終日に臨む。
「ラウンドを終えるとものすごく疲れているから、よく眠れるわ」と話したルイスは、「コースではピンチばかりでとても疲れます」と苦戦している様子だった。
2006年のADTチャンピオンシップ(ADT Championship 2006)以降優勝から遠ざかっているグラナダは、1番でバーディーを奪うと、パー3の8番でもバーディーを追加。バックナインをパーでまとめた。
世界ランク1位の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)はパターに苦しみ、1オーバーの乱調ぶりで、通算2オーバーの37位タイとなっている。(c)AFP