【11月19日 MODE PRESS WATCH】ヤンマー株式会社(YANMAR)が19日、建設を進めていた大阪市北区の新社屋のお披露目と、次の100年に向けた新たな取り組みを発表した。

■ブランドイメージを統一

  「テクノロジーで社会の課題にこたえる」という志のもと、1912年に創業開始したヤンマーは、次の100年で、持続可能な資源循環型社会を目指し、新た なチャレンジに挑む。昨年には、全社でブランドイメージを統一化し、世界中にヤンマーの価値を発信していく「YANMAR PREMIUM BRAND PROJECT」の始動を発表した。総合プロデューサーにクリエイティブディレクターの佐藤可士和(Kashiwa Sato)氏、取締役に世界的工業デザイナーの奥山清行(Ken Okuyama)氏を迎え、プロダクトデザインを大幅に刷新。また、ファッションデザイナーの滝沢直己(Naoki Takizawa)氏を迎えたアパレルプロジェクトも開始し、機能的でファッショナブルな農業専用ウェアや、マリンウェアを提案している。

■「グローバルブランド発信拠点」としての新社屋

  また今回お披露目された新社屋は、そうしたブランドイメージや社会貢献の在り方を具現化した「グローバルブランド発信拠点」となる。「ゼロ CO2エミッション ビル」として二酸化炭素排出量ゼロを目指す多様な取り組みを実施するほか、生産者と消費者をより深く、ダイレクトに繋げる社員食堂「プレミアムマルシェカ フェ」をオープン。本社自体をヤンマーのミッションを体現するコンセプトモデルに位置付ける。

■ミッションを反映したものづくり

 これらのコンセプトを反映したプロダクトの第一弾として、無人型バックホー(小型ショベルカー)とUTV(多用途四輪車)も19日、発表された。

  解体現場や被災地など、危険な現場でも安全を確保しながら作業を進めることができるバックホーは、電動化することで屋内においても排気ガスを出すことなく 安全に稼働できる。また、ヘッドマウントディスプレイに投影された360度の3D映像を見ながら操作するため、繊細なバックホー操作も可能だ。一方、専門 的な作業を得意とするバックホーやトラクターに対し、汎用性の高いUTVは人の移動や道具・資材の運搬などの軽作業をアシストする道具として欧米の農家で 広く使われている。ヤンマーは、これまでの技術を結集し、人々の作業負担を軽減するUTVの開発に着手していくと発表した。

■関連情報
・ヤンマー 公式HP:https://www.yanmar.com/jp/
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