【11月16日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)に復帰したロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督が15日、今後のチーム作りについて語り、マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)を呼び戻すつもりはないことを明かした。

 2004年から2008年までインテルを率い、セリエA3連覇を達成するなど同クラブで成功を収めたマンチーニ監督は、リーグ戦11節を終えてわずか4勝、順位も9位と苦戦が続いていたワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督の解任を受けて、後任の指揮官に就任した。

 しかし、戦術変更やチーム再編の可能性をほのめかすなかで、指揮官は今季移籍したリバプール(Liverpool FC)で難しい時期を過ごしているバロテッリを狙っていないと明かした。

 この日、ミラノ(Milan)で報道陣の質問に答えたマンチーニ監督は、「マリオはリバプールでよくやっているし、そこでがんばるべきだ。そこで得たチャンスを最大限生かすことに、全力を尽くすべきだろう」とコメントした。

 バロテッリはマンチーニ監督のインテルでトップチームデビューを飾ったが、その後ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督に指揮官が代わると出番を減らし、マンチーニ監督を追うように2010年、マンチェスター・シティ(Manchester City)へ移籍していた。

 マンチーニ監督は、マッツァーリ前監督が率いた17か月でほとんど良い時期がなく、低迷ばかりだったチームに自信と信念を取り戻させる仕事に、全精力を傾けるとみられる。

 多くのインテルファンはすでに、マッツァーリ監督が採用した3-5-2のシステムに見切りをつけるべきだと訴えているが、マンチーニ監督は、今後用いる布陣についてはあまり多くを語らなかった。

「守備は3バック、4バックのどちらもできるメンバーがいる。どうプレーすべきかというアイデアはあるが、まずは選手と話したい」

 また、自身のチームに長友佑都(Yuto Nagatomo)の居場所はあるかと問われると、監督は「彼は一流の選手で、日本代表だ。もちろん使うつもりでいる」と答えた。

 その一方でマンチーニ監督は、チームに若手が多いことを喜んでおり、「そこは間違いなくプラス材料だ。成長の余地が残されているという意味だし、彼らの勢いをうまく使えば、若くて力強いチームを作れるからね。いいサッカーをしたい」とコメントした。(c)AFP/Justin DAVIS