【10月31日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)を率いるワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督は、次戦が自身の運命を左右するかもしれないことを受けても、選手からの信頼を勝ち取っていることに自信をみせた。

 53歳のマッツァーリ監督は、「インテルは、良い選手が集まって結束したチームだ。完全に私のチームだという気がする」と話した。

 インテルは、29日に行われた第9節のサンプドリア(Sampdoria)戦で今季4勝目を挙げ、首位と勝ち点7差の8位に立っている。この試合では、ロドリゴ・パラシオ(Rodrigo Palacio)がことごとくチャンスを逃したが、マッツァーリ監督は、「サッカーの内容としては良かったと思う」としている。

 クラブのエリック・トヒル(Erick Thohir)会長は、今週末のパルマ(Parma FC)戦で指揮官の人事を決めることはないとしているが、3連勝を収めてチームの順位を上げることができれば、マッツァーリ監督の株も上がるだろう。

 インテルのマテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)は、クラブ専門チャンネルの「インテル・チャンネル(Inter Channel)」に対し、「ここ3試合で勝ち点7を手にした。これを続けていく必要がある」と話し、「個人的にはシュートの精度を高めなくてはいけないが、マッツァーリ監督とコーチ陣が助けになってくれているよ」と評した。

「監督は落ち着いている。ここ数週間は日程的に厳しかったが、今はパルマ戦に向けて調整しなくてはいけない」

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