【10月11日 AFP】第45回世界体操競技選手権(45th World Artistic Gymnastics Championships)、女子個人総合で10日に2連覇を飾った米国のシモーン・バイルス(Simone Biles)が、金メダルを授与された表彰式でハチに襲撃された。

 表彰式で受け取ったブーケの中からハチが飛び出して17歳のバイルスはパニックになり、叫びながら表彰台の周りを走り回った。

 どうすればいいのか分からなかったバイルスだったが、最後にはブーケをハチに向けて放り投げた。ハチはその後、3位に入った同じ米国代表のカイラ・ロス(Kyla Ross)も襲った。

 バイルスは、「私のブーケにハチがいたのを(銀メダルの)ラリサ(アンドレーア・ヨルダチェ(Larisa Andreea Iordache))が教えてくれたので、ハチを払いのけようとしたら、私を追いかけ始めて、カイラの方にも行ったんです」と振り返った。

「カイラには悪いことしてしまいました。虫は嫌いなんです。ハチなんてもってのほかです。ハチに刺されたことがなくて、刺されたくなかったので、パニック状態になってしまいました」

(c)AFP