凱旋門賞に挑む日本馬の強みと弱み
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【10月5日 AFP】日本の競馬界は、欧州最高峰のレース、凱旋門賞(Prix de l'Arc de Triomphe)制覇をもう40年以上も夢見てきた。今年はその夢をつかむため、過去最多となる3頭の日本馬がロンシャン競馬場(Longchamp Racecourse)に出走する。
ゴールドシップ(Gold Ship)、ジャスタウェイ(Just A Way)、ハープスター(Harp Star)の3頭は、1999年のエルコンドルパサー(El Condor Pasa)、2010年のナカヤマフェスタ(Nakayama Festa)、さらに2012年と2013年のオルフェーヴル(Orfevre)でさえも2位に終わったレースで、彼らを1つ上回る順位を目指すことになる。
ここではAFPが考える、3頭のそれぞれの強みと弱みを紹介する。
■ゴールドシップ(5歳)
調教師:須貝尚介(Naosuke Sugai)、馬主:小林英一(Eiichi Kobayashi)、騎手:横山典弘(Norihiro Yokoyama)
成績:20戦11勝(G1:5勝)、3着以内4回
――強み
ほかの2頭と比べると長距離で実績を残しており、2400メートルの距離は問題にならない。また、後方待機から差し切る力を持っており、そうした展開を好むとみられる。
須貝調教師も、ここにきて相性のいい騎手を見つけたように思われる。46歳の横山騎手は、むらっ気のあるゴールドシップを良く理解しているようだ。前哨戦と位置づけた8月の日本のレース(2000メートル)では、ハープスター(Harp Star)に次いで2位に入り、まずまずの走りを披露した。
――弱み
ゲートで落ち着かず、スタートで集団から取り残される傾向がある。日本ではそれでも問題ないかもしれないが、凱旋門賞のような20頭が出走するレースでは、スタートの悪さは致命傷になる。
また、横山騎手はロンシャン競馬場の厳しいレースに慣れておらず、出遅れた場合はそのまま巻き返せず惨敗する可能性もある。さらに奔放な性格のゴールドシップは、時にレースにまったく集中していないようにみえ、優れた才能を生かしきれない恐れもある。
――横山騎手のコメント
「(1日の追い切りについて)日本でも何回も乗っているけど、今まで乗った中で最高の追い切りができた。状態もすごくいい」