【9月15日 AFP】14-15イタリア・セリエAは14日、第2節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)が7-0でサッスオーロ(US Sassuolo)に大勝した。

 インテルはマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)がハットトリックを達成したほか、パブロ・ダニエル・オスヴァルド(Pablo Daniel Osvaldo)も2得点を記録し、2シーズン連続でサッスオーロを圧倒した。

 昨シーズンの序盤にも、インテルはセリエAデビューシーズンとなった「ネロヴェルディ(Neroverdi)」ことサッスオーロを7-0で下していた。

 昨季はぎりぎりでセリエA残留を決めたサッスオーロは、今季はインテルからサフィル・スリティ・タイデル(Saphir Sliti Taider)を獲得し、先週行われた欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選、ノルウェー戦でイタリア代表初得点を決めたシモーネ・ザザ(Simone Zaza)を擁しているため、前年ほど簡単な相手ではないとみられていた。

 ところが試合は、インテルが開始わずか3分で先制し、マテオ・コバチッチ(Mateo Kovacic)のスルーパスを受けたイカルディが、何度かブロックされながらもシュートを押し込むと、21分にはオスヴァルドのスルーパスからコバチッチが得点し、点差を2点に広げた。

 インテルは同30分にも、イカルディのカーブのかかったミドルシュートで3点目。さらに左サイドをうまく突破したドド(Jose Rodolfo Pires Ribeiro 'Dodo')のシュートから、最後はオスヴァルドがボールを流し込み、4点差をつけてハーフタイムを迎えた。

 後半8分には、コバチッチの完璧なスルーパスからイカルディが鋭いシュートでハットトリックを達成した一方、いら立ちが頂点に達したサッスオーロは、同15分にドメニコ・ベラルディ(Domenico Berardi)がフアン(Juan Guilherme Nunes Jesus)に対するひじ打ちでレッドカードを受けた。

 これを尻目にインテルは、同27分にフレディ・グアリン(Fredy Guarin)の低い折り返しからオスヴァルドが流し込むだけのシュートを決めると、その2分後には、グアリンが力強いシュートで得点を記録した。(c)AFP/Justin DAVIS