【9月23日 AFP】13-14イタリア・セリエAは22日、第4節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は7-0でサッスオーロ(US Sassuolo)に勝利した。

 インテルは待望の復帰を果たしたディエゴ・ミリート(Diego Milito)が2得点を挙げるなど昇格組のサッスオーロに大勝し、上位を守った。

 アルゼンチン出身のミリートは2月14日に膝の前十字靱帯を損傷し、7か月にわたって戦線離脱していた。

 しかし、ワルテル・マッツァーリ(Walter Mazzarri)監督は、本拠地でユベントス(Juventus)と1-1で引き分けた1週間後のこの試合で、後半9分にロドリゴ・パラシオ(Rodrigo Palacio)に代わってミリートを投入した。

 インテルは開始早々の前半7分、ミリートと同じアルゼンチン出身のパラシオが、左サイドの長友佑都(Yuto Nagatomo)からの完璧なクロスに合わせてGKアルベルト・ポミーニ(Alberto Pomini)を破り、敵地マペイ・スタジアム(Mapei stadium)で先制した。

 同23分には、サフィル・スリティ・タイデル(Saphir Sliti Taider)がシュートのこぼれ球を詰めてインテルでの初得点を挙げると、その約10分後のチーム3得点目でも重要な役割を果たし、サッスオーロのラファエレ・プチーノ(Raffaele Pucino)のオウンゴールを誘発した。

  サッスオーロはハーフタイム明け直後、元インテルのマティアス・エセキエル・スケロット(Matias Ezequiel Schelotto)が絶好のクロスを送ったものの、ノーマークのシモーネ・ミッシローリ(Simone Missiroli)が合わせられず、良い時間帯は長く続かなかった。

 インテルはすぐさま怒涛の攻撃を再開し、後半8分にパラシオのシュートのこぼれ球をリカルド・アルバレス(Ricardo Alvarez)が難なく押し込み、4点目を奪取した。

 ミリートはその1分後にパラシオに代わって投入されると、すぐさま結果を残し、アルバレスが上手く折り返したボールに至近距離で合わせてポミーニを破り、ゴールを陥れた。  インテルはさらに後半30分、エステバン・カンビアッソ(Esteban Cambiasso)がペナルティーエリア端から見事なシュートを決め、サッスオーロにさらなる痛手を与えた。

 そして迎えた同38分、ミリートがフレディ・グアリン(Fredy Guarin)のお膳立てからノーマークでシュートを決め、記憶に残る復帰戦をこの日自身2得点目で締めくくった。(c)AFP