【9月11日 AFP】サッカー、オランダ代表のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督は、9日に行われた欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選で試合終了間際に失点を許して同国がチェコに敗れたことについて怒りをあらわにし、テレビのインタビューを前に落ち着きを取り戻さなければならなくなった。

 オランダ代表の新指揮官に就任したヒディンク監督は、同国が後半のロスタイムに決勝点を許し1-2で敗れた予選の初戦を振り返りながら感情を爆発させた。

 指揮官は気持ちを落ち着かせるために30分以上も遅れてオランダ放送協会(NOS)のインタビューが行われる場所に到着すると、「怒りで憤っていたので、冷静になる必要があった」と述べた。

 同指揮官はまた、困惑を隠せない様子で、「最後の最後であってはならない負け方をした。そのため少しの間、私は動けなかった」と明かした。

「1-1のスコアで終えられたはず?そうだとも。それでも、チームはみすみす勝利を献上した。怒りで腹が煮えくり返っている」

 NOSの司会者ジャック・ファン・ヘルダー(Jack van Gelder)氏と白熱したやりとりを交わしている最中に、なぜオランイェ(Oranges、 オランダ代表の愛称)が5-3-2のフォーメーションを採用し、より攻撃的な4-3-3にしなかったのか尋ねられると、ヒディンク監督は、「先日、君自身が私に『後退させるべきかもしれない』と言ったんだろ」と激しく反論した。

 試合では、ダリル・ヤンマート(Daryl Janmaat)が自軍ゴール方向へ頭で誤って流したボールがポストに当たり、飛びついたGKヤスパー・シレッセン(Jasper Cillessen)の横をすり抜けると、チェコのバーツラフ・ピラージュ(Vaclav Pilar)が目の前にこぼれてきたボールをがら空きのゴールへ難なく流し込んだ。

 オランダは、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で3位の好成績を残したが、前任のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)氏から代表指揮官を引き継いだヒディンク監督の政権下では、先週0-2で敗れたイタリアとの親善試合に続き2連敗の船出となった。(c)AFP