【8月24日 AFP】Jリーグ1部（J1）は23日、各地で試合が行われ、横浜F・マリノス（Yokohama F Marinos）が2-0で川崎フロンターレ（Kawasaki Frontale）に勝利したものの、マリノスのファンがフロンターレに所属するブラジル出身のレナト（Renato Ribeiro Calixto Aguiar）に対してバナナを振る人種差別行為をみせたことで、勝利に水を差した。

 ファンがバナナを振る様子は、ソーシャルメディアに配信された動画で確認された。

 Jリーグでは今季開幕直後に、浦和レッドダイヤモンズ（Urawa Red Diamonds）のサポーターが「Japanese Only」と書かれたバナーを掲示したため、無観客試合の処分を受けている。

 試合はマリノスがラフィーニャ（Rafael Dos Santos De Oliveira 'Rafinha'）と兵藤慎剛（Shingo Hyodo）のゴールで勝利し、敗れたフロンターレは首位浮上を阻まれ、4位に後退した。(c)AFP