【8月18日 AFP】独メディアは17日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が、故障したハビ・マルティネス(Javi Martinez)の代役として、イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)からモロッコ代表のメディ・ベナティア(Mehdi Benatia)を獲得する準備に入ったと報じた。

 独テレビ局スポーツ1(Sport 1)と独誌スポーツ・ビルト・プラス(Sport Bild Plus)によると、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やチェルシー(Chelsea)も獲得に乗り出しているとされるベナティアに対し、バイエルンはベナティア獲得に3000万ユーロ(約41億1000万円)を用意していると伝えている。

 バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は16日、マルティネスの抜けた穴を埋めるため、移籍市場に乗り出す計画を進めていると認めていた。

 マルティネスは、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に敗れた13日のドイツ・スーパーカップ(DFL Super Cup 2014)決勝で膝のじん帯を断裂し、2015年まで戦列を離れるとみられている。

 スポーツ1とイタリアのガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、今年6月にもバイエルンがベナティア獲得に3300万ユーロ(約45億2400万円)を提示したと報じている。

 27歳のベナティアは、昨年7月にウディネーゼ(Udinese)からローマに加入し、2018年まで契約を結んでいる。(c)AFP