【8月10日 AFP】14-15フランス・リーグ1は9日、各地で試合が行われ、元フランス代表のクロード・マケレレ(Claude Makelele)監督が指揮を執るSCバスティア(SC Bastia)は、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と3-3で引き分けた。

 アウェーのマルセイユは、アンドレ・ピエール・ジニャック(Andre-Pierre Gignac)の2得点を挙げる活躍などで一時は3-1とリードしたものの、バスティアはクリストファー・マブル(Christopher Maboulou)のゴールで引き分けに持ち込み、勝ち点1を獲得した。

 バスティアは前半9分、マブルの豪快なシュートで先制した。マルセイユのGKスティーヴ・マンダンダ(Steve Mandanda)はパンチングを試みたようにみえたが、ボールは両手をすり抜け、ゴールに吸い込まれた。

 先制点を奪われたマルセイユは、ジニャックのゴールで同点に追いつくと、バスティアのコフィ・ロマリック・エンドリ(Koffi Romaric N’DRI)のオウンゴールで逆転に成功し、前半をリードして折り返した。

 迎えた後半、マルセイユは同17分にセバスティアン・スキラッチ(Sebastien Squillaci)のハンドで獲得したPKをジニャックが決めてリードを広げたものの、バスティアはその3分後にタッロ・ガジ(Tallo Gadji)のPKで1点差に詰め寄った。

 そしてバスティアは後半28分、マブルが至近距離からゴールを決めて同点に追いつき、マルセイユはマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)新監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。(c)AFP