国連安保理が緊急会合、イラク支援を各国に要請
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【8月8日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は7日、フランスの求めに応じて非公開の緊急会合を開き、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」による攻撃で数十万人が避難生活を余儀なくされ、人道的危機に直面しているイラクを支援するよう各国政府に呼び掛けた。
安保理は声明の中で、イラク政府およびイラク国民を支援し、住民の苦しみを軽減するために最大限の努力を行うよう国際社会に要請した。
イラクのムハンマド・アリ・ハキム(Mohamed Ali Alhakim)国連大使は、緊急会合は民間人の緊急支援についてのものだったと述べた一方、イスラム過激組織に対して空爆が行われたという一部の報道は否定した。(c)AFP