元女王のダベンポート氏ら、テニス殿堂入り式典に出席
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【7月13日 AFP】国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)は12日、殿堂入り式典が行われ、女子シングルス元世界ランク1位のリンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport)氏と伝説的テニスコーチのニック・ボロテリー(Nick Bollettieri)氏を含む5人が出席した。
米国出身のボロテリー氏とダベンポート氏の他には、車いすテニス選手のシャンタル・ファンディレンドンク(Chantal Vandierendonck、オランダ)氏、長年テニス関連団体で重役を務めてきたジェーン・ブラウン・グライムス(Jane Brown Grimes)氏、英国の作家でテレビコメンテーターのジョン・バレット(John Barrett)氏が選出されている。
テニス殿堂選手権(Hall of Fame Championships)準決勝の前に行われた式典で新たに殿堂入りした5人は、60年の歴史を持つ殿堂で、20か国から選ばれた235人の仲間入りを果たした。
38歳のダベンポート氏は、四大大会(グランドスラム)を3度制しており、1998年、2001年、2004年、2005年を世界女王として締めくくるなど、計98週間世界ランク1位の座に君臨した。
1998年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)、1999年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)、2000年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)で優勝したダベンポート氏は、1996年のアトランタ五輪でも金メダルを獲得し、シングルスで通算55勝を挙げた。
ダベンポート氏は、「ここにいらっしゃる偉大な方々と肩を並べるなんて、身に余る光栄です」と喜びを口にした。
ダベンポート氏は、国別対抗戦のフェドカップ(Fed Cup)で米国チームの優勝に3度貢献し、ダブルスでもグランドスラム通算3勝を挙げている。(c)AFP