【7月30日 MODE PRESS】1970年代に発表したラップドレスで一躍有名となったデザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)は、最近体にぴったりしたドレスを敬遠しがちになっていると言う。若い頃の体形とは違うことを気にしているようだ。

 「年齢を重ねることの素晴らしさは、経験が積み重なっていくことにあります。ただ年をとることで唯一イヤなのは、自分の見た目が変わること。私はもうラップドレスは着れません。くびれがなくなったし、そんな自分のウエストが好きじゃありませんから」とダイアン。

 一方体形の変化は認めつつも、ボトックスや美容整形手術には手を出していないと話した。

 美容整形の経験について聞かれると、ダイアンは「いいえ、何も。私は何もしてません。だからこういう見た目なんですよ。でも外見以外は、良くなってると思います。以前より賢くなったし、見識が広がったし、親切にもなりました」と答えた。

 またラップドレスばかりが注目されることに嫌気が差した時期もあったと明かした。「正直、以前は腹立たしく思うこともありました。でも今ようやく、このドレスは私以上に大きな存在だということが分かるようになりました。私はドレスと着る人をつなげる単なるパイプ役です。このドレスは私のブランドのエッセンスなんです。このドレスがあったからこそ、今の私があります。このドレスは私のブランドのすべてなんです」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS