カリフォルニア(California)州の非政府組織(NGO)「エルマンダド・メヒカーナ(Hermandad Mexicana)」は、「近年(家族の同伴なしで)入国した子どもたちの波」に鑑みると、米政府は今の危機的状況を予測すべきだったと指摘している。

 国境を越えてくる子どもたちの数はここ数か月で急増した。その背景にはおそらく、オバマ政権が後押しする移民制度改革への期待がある。同改革では、米メキシコ間の国境警備を強化する一方、不法移民の米国市民権取得が容易になることなどが計画されている。

 しかし同改革法案は、共和党が過半数を占める下院での審議が難航。そのためオバマ大統領は先月30日、この問題に対応するための執行権の行使を表明した。

 外交面では、ジョー・バイデン(Joe Biden)副大統領とジョン・ケリー(John Kerry)国務長官が中米諸国の当局者たちと会談した。

 エルマンダド・メヒカーナの顧問を務めるナティボ・ロペス(Nativo Lopez)氏は、オバマ大統領は「未成年の強制送還に関する規則を緩和し、彼らの人権を奪おうとしている」と嘆く。「彼らは難民と同様に扱われるべきだ」