【7月8日 AFP】2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)は7日、第3ステージ(ケンブリッジからロンドン、155キロメートル)が行われ、ジャイアント・シマノ(Giant-Shimano)のマルセル・キッテル(Marcel Kittel、ドイツ)がスプリント勝負に競り勝ち、ステージを制した。

 26歳のキッテルは、英国でのレース最終日に今大会2勝目を挙げ、フランス初日に向けて弾みをつけた。

 2位にはキャノンデール・プロ(Cannondale Pro)のペーター・サガン(Peter Sagan)、3位にはオメガファルマ・クイックステップ(Omega Pharma-Quick Step)のマーク・レンショー(Mark Renshaw、オーストラリア)が同タイムで続いた。

 アスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が、総合首位の黄色のジャージーを守っている。

 短く平坦な道が続いたこの日のコースでは、予想通り激しいスプリント勝負が繰り広げられたが、キッテルは最後の数キロで一気にスパートをかけ、他を寄せ付けなかった。

 キッテルは、昨年大会で第1と最終を含む計4ステージを制している。(c)AFP