【7月5日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準々決勝のコロンビア戦で担架に乗せられピッチを後にしたブラジルのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の準決勝出場が厳しくなった。ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督が明かした。

 ネイマールは、コロンビア戦の終盤にフアン・スニガ(Juan Zuniga)から膝蹴りを受けて顔をゆがめ、担架に乗せられてピッチを後にした。その後検査のために病院へ搬送されており、試合後にスコラーリ監督は準決勝までにネイマールの回復が間に合わないかもしれないとコメントした。

「(相手選手の)膝を背中の下部に受けた。正確な情報は手元にないが、医師が言ったこと、ネイマールの痛がる様子からして回復は簡単ではないことは確かだ。プレーできるようになるには難しいかもしれない」

 今大会チームに不可欠な存在となり、4ゴールを挙げているネイマールの負傷は、準決勝のドイツ戦で勝利し決勝に勝ち進むことを狙うブラジルにとっては大きな打撃となる。(c)AFP