コービー、レイカーズのカーメロ獲得援護のため休暇返上か
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【7月4日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属するコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が、フリーエージェント(FA)のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)獲得を目指すため欧州での休暇を切り上げたことが3日、報じられた。
オールスター選出7回のアンソニーは、あと1年残っていたニューヨーク・ニックス(New York Knicks)との契約を6月に破棄し、FA市場に名乗りを上げた。
アンソニーは、すでにダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)と会談を行っており、今月1日にFA交渉が解禁されて以来、各地を駆け巡っている。
なかでもブルズは、本拠地のアリーナに到着したアンソニーをレッドカーペットで出迎え、同選手がマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏の銅像を通り過ぎる様子は、駆けつけた地元テレビ局のカメラにとらえられた。
アリーナには背番号7のブルズのユニホームを着たアンソニーの写真が飾られた。そしてロケッツも、同じ背番号をつけているジェレミー・リン(Jeremy Lin)との契約がまだ残っているにもかかわらず、ブルズと同じように掲示板にアンソニーのユニホーム姿を映し出した。
しかし、アンソニー獲得を希望するチームは、ニックスが同選手を残留させたがっていることを頭に入れておかなければならない。
ニックスはアンソニーに対して5年総額1億2910万ドル(約132億円)を提示することが可能だが、ほかのチームは最大でも4年総額9590万ドル(約98億円)しか提示できない。
米タブロイド紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)によると、ニックスのフィル・ジャクソン(Phil Jackson)球団社長は3日夜、レイカーズと会談を行った直後のアンソニーと、ロサンゼルス(Los Angeles)で面会を予定していると報じていた。
米スポーツ専門チャンネルのESPNも、ブライアントがレイカーズとの会談に向かっていると報じたが、ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、間に合うかは不明だと伝えた。
ブライアントとアンソニーは旧知の仲で、2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪では米国代表として一緒にプレーし、金メダルを獲得している。
アンソニーを獲得したチームは、大幅な得点力向上が期待できる。13-14シーズンのアンソニーは計77試合に出場し、1試合平均27.4得点、8.1リバウンド、3.1アシストを記録した。
得点ランキングでアンソニーは、レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)に輝いたオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のケビン・デュラント(Kevin Durant)に次ぐ2位の成績を残した。
アンソニーはまた、ニックスに移籍して以降の約3シーズン半で1試合平均26.5得点、7.1リバウンド、3.1アシストを記録しているが、再建中のチームは13-14シーズンのプレーオフ出場を逃している。
ロサンゼルス・タイムズは、レイカーズがブライアントとパウ・ガソル(Pau Gasol)とのトリオでアンソニーを売り出す構想を持っていると報じた。ガソルは現在FAとなっているが、アンソニーを獲得できればレイカーズに残留するとみられている。(c)AFP