■ダブルボギー発進も「80を切れてうれしい」

 バックナインからスタートしたリーは、パー5の10番でいきなりダブルボギーをたたいた。その後も13番でボギー、16番でもダブルボギーとしたが、1番でこの日初めてのバーディーを奪取。そして3番でトリプルボギー、パー5の5番でバーディーとすると、7番に続いて9番をボギーとした。

 リーは、「ダブルボギーやトリプルボギーをたたいても、そのあとスコアを挽回することができたので、とても満足のいくラウンドでした」と語った。

「最初のボールでダブルボギーをたたきましたが、連続でパーセーブできました。それにトリプルボギーのあとも、5番でバーディーを奪えたし、パーセーブできたホールもたくさんありました」

「厳しいラウンドでしたが、粘れましたしスコアにも満足です」

 スコアを気にせずティーショットに臨んだリーは、結果よりもパフォーマンスに集中した。

「結果がどうなろうと、とにかく楽しんで、全力を尽くすことを心がけました。80を切れてうれしいです。ダブルボギーとトリプルボギーをたたいたら、大きくスコアを落としかねません。でも、そこから巻き返せてよかったです」

 リーは、これからどのように1日を過ごす予定なのかという質問に対し、「もっとアイスクリームを食べます。とけちゃいますけど、おいしいです」と答えた。(c)AFP