【6月13日 MODE PRESS】先日、露・コスメブランド「レトワール(L'Etoile)」のクリエイティブ・ディレクターに就任したデザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)が、今後の意気込みを語った。

 「働くことが大好きです。私にとってはセラピーのようなものです。毎晩朝4時までスケッチを描き続けられるし、疲れません。クリエイティビティに突き動かされているのだと思います。まだ自分にとってベストと思えるコレクションはデザインできていないので、新しいガリアーノは今よりさらに大きく進化すると思いますよ」とガリアーノ。

 また「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」のクリエイティブ・ディレクターを解雇される原因となった2011年の人種差別発言についても語った。「あの時はアルコールとドラッグをいっぺんに大量摂取していました。言い訳をするつもりはありません。ただ、依存が人にどのような影響を及ぼすのかを知ってほしいのです。この3年間は日々、薬とアルコール、そして自分の中の悪魔と向き合ってきました。今やっと立ち直りました。リハビリセンターでセラピーを受けたおかげで、自分の中の激しさや怒り、恐れと向き合えるようになりました。私は自分以外の全ての人に怒りを抱いていたのです。私がしたことは決して許されることではありませんが、今は深く後悔しています」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS