米ラスベガスで警官ら殺害の夫婦、反政府組織とつながりか
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■強烈な人種差別発言
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によるとバンディ氏は、「ニグロ(黒色人種を意味する単語だが、差別的とされる)についてもう一つ言いたいことがある。奴隷として綿花を収穫して家庭生活を送るのと、政府からの補助金を受けて生きていくのと、どちらがいい暮らしをしていると言えるんだろうかと、私は何度も考えてきた。彼らはより多くの自由を得たのではなく、自由を失ってきている」と述べたという。
生物多様性センター(Center for Biological Diversity)の研究者、ロブ・ムロフカ(Rob Mrowka)氏はAFPに対し、バンディ氏の牛が野生化して手に負えなくなりつつあると指摘するとともに、「今回の問題は州の権利と連邦の権利の緊張関係の延長線上にある。南北戦争(American Civil War)はこの点をめぐる戦いだった」と述べた。
当局は、個人が武装集団を使うような形で連邦法の執行を妨げた例は他に見当たらないとして、バンディ氏のケースは極めて異例だと強調している。
今回の事件は、米西部でここの3週間で3件目の銃撃事件となった。先月23日にはロサンゼルス(Los Angeles)近郊サンタバーバラ(Santa Barbara)で精神に問題を抱えた学生が刃物や銃で6人を殺害し自殺。今月5日にはシアトル(Seattle)の大学で男が銃を乱射し1人が死亡、2人が負傷している。(c)AFP