■松岡氏、トップ10は序の口

 1992年に日本人男子として初めてATPツアーを制した松岡修造(Shuzo Matsuoka)氏は、今年にも錦織が四大大会(グランドスラム)で初優勝を飾る可能性を信じており、女子テニスの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)に続き、アジアのテニスをさらに活気づけるとしている。

 AFPのインタビューに応じた松岡氏は、ナダル、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、そしてアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を引き合いに出し、「ビッグ4に挑むべく、新世代が台頭する」と話した。

「彼には才能があります。圭を11歳のときから見ていますが、天才的で豊かな想像力に可能性を感じます」

 松岡氏はまた、「彼は、自分の引き出しに教えることのできないショットを持っている」と述べている。

「トップ10入りは、まだまだ序の口です」