【5月15日 AFP】女子教育の権利を訴え、イスラム武装勢力タリバン(Taliban)からの銃撃で重傷を負ったパキスタンの少女、マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)さん(16)の肖像画が14日、ニューヨーク(New York)で行われた競売で10万2500ドル(約1040万円)で落札された。収益はナイジェリアの女性教育を支援する非政府組織(NGO)に寄付される。

 競売に掛けられたのは英国の著名肖像画家ジョナサン・ヨー(Jonathan Yeo)氏が描いたマララさんの肖像画。競売大手クリスティーズ(Christie's)の予想落札価格は6万~8万ドル(約600万~800万円)だったが、競売開始わずか数分で入札価格がこれを上回った。

 収益はマララ基金(Malala Fund)を通じてナイジェリアの女性教育を支援する地元NGOのための基金に寄付される。ナイジェリアでは先月、過激派により200人以上の女子生徒らが拉致される事件が起き、生徒らは今もなお帰宅できていない。

 マララさんは2012年、パキスタン北西部で女子教育の権利を訴えてタリバンに銃撃された。その後、集中治療を経て回復し、現在は英国で暮らしている。(c)AFP