【5月15日 AFP】南仏カンヌ(Cannes)で14日、第67回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が開幕した。

 スターが一堂に会したオープニングセレモニーでは、本映画祭のポスターを飾るイタリア人俳優、故マルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni)とフランス人女優カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)の娘である女優キアラ・マストロヤンニ(Chiara Mastroianni)とメキシコ出身の映画監督アルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron)が開幕を宣言。オープニング作品としてニコール・キッドマン(Nicole Kidman)主演の『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(Grace of Monaco)』が上映された。

 セレモニーでは、司会を務めたフランス人俳優ランベール・ウィルソン(Lambert Wilson)が会場にいたキッドマンにダンスを申し込む一幕も。2人はその場で踊り、喝采を浴びた。

 最高賞パルムドール(Palme d'Or)を決めるコンペティション部門には、河瀨直美(Naomi Kawase)監督の『2つ目の窓』など18作品が出品されている。受賞作品は現地時間24日に発表される。(c)AFP