イングランド代表、ブラジルW杯の登録メンバーを発表
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【5月13日 AFP】サッカーイングランド代表のロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督は12日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)の代表メンバー23人と予備登録の7人を発表した。
エバートン(Everton)で評判を上げた20歳のロス・バークリー(Ross Barkley)が若手が多いメンバーに名を連ねる中、マイケル・キャリック(Michael Carrick)は予備登録にとどまった。
リバプール(Liverpool FC)の19歳ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)とサウサンプトン(Southampton FC)の18歳ルーク・ショー(Luke Shaw)が登録されたメンバーのうち、W杯出場経験を持つ選手は6人のみとなっている。
ホジソン監督は、「私の考える中では、彼らは自分を、そしてその能力を際立たせた。W杯予選後の昨年10月にチームを選んでいたら様相は変わっていただろう」とコメントした。
チェルシー(Chelsea)の左サイドバック、アシュリー・コール(Ashley Cole)は11日、ショーを選出したホジソン監督から代表落選の電話を受けて代表引退を発表した。
イングランド代表チームのスポンサー企業の本部がある、ロンドン(London)から北へ47キロメートルのルートン(Luton)で会見に臨んだホジソン監督は、「私や他のスタッフはアシュリーを選手として評価している。素晴らしい選手で、誰にも負けないほどイングランドのために戦った。ルーク・ショーは素晴らしいシーズンを送った。その調子の良さと能力で目を引いた」と語った。
「107キャップを持つ選手とこれからキャップ数を伸ばす選手。アシュリーに電話をかけるのは辛いことだったが、潔くこの決断を受け入れてくれたことは、本当に感謝しかない」
コールのチームメートである35歳のフランク・ランパード(Frank Lampard)は、中心選手のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)とともに選出されたが、この判断には疑問も残る。
一方、フィル・ジョーンズ(Phil Jones)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)、ジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)はけがの影響を乗り越えて登録メンバー入りを果たした。しかしながら、ジョーンズの状態に懸念があるため、エバートン所属の19歳ジョン・ストーンズ(John Stones)が予備メンバーに入っている。
ホジソン監督は6月2日に最終登録メンバー23人を発表する予定となっている。