【5月12日 AFP】13-14NBAは11日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)第4戦が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)が95-92でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に勝利し、シリーズ対戦成績3勝1敗でカンファレンス決勝進出に王手をかけた。

 ペイサーズはポール・ジョージ(Paul George)とロイ・ヒバート(Roy Hibbert)の2人が後半だけで合計43得点を挙げ、ウィザーズをシリーズ敗退の危機に追い込んだ。

 ウィザーズは第3クオーターに19点のリードを奪い、シリーズの勝敗をタイに戻すと思われたが、後半に失速した。

 ペイサーズはジョージがフィールドゴール(FG)20本中12本を成功させるなど、この試合で39得点12リバウンドを記録し、ジョージ・ヒル(George Hill)が15得点、デビッド・ウエスト(David West)が14得点を挙げた。

 ポストシーズン序盤で不振にあえいでいたヒバートは、本来の調子をすっかり取り戻して17得点9リバウンドを記録し、特に第4クオーター残り1分2秒の場面では、決定的なフックシュートを沈め、ペイサーズに94-91のリードをもたらした。

 その後、互いに無得点で進むなか、ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)と、ヒルが互いにフリースローを1本ずつ決めた。そして、試合残り6秒の場面で、ヒルがフリースローを外し、ウィザーズがシュート1本でオーバータイムに持ち込むチャンスを迎えた。

 ところが、ウィザーズはトレバー・アリーザ(Trevor Ariza)がインバウンドパスを大きくそらすミスを犯してしまった。

 ウィザーズはビールが20得点、アリーザが16得点を記録した。(c)AFP