【5月11日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2014)は10日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が6-4、6-3でロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に勝利し、決勝に進出した。

 モンテカルロ・オープン(Monte Carlo Masters 2014)とバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2014)でまさかの準々決勝敗退を喫したナダルだが、同じスペイン出身で世界ランク45位のバウティスタを1時間43分で退け、大会連覇が懸かる決勝へ順当に駒を進めた。

 四大大会(グランドスラム)通算13勝を誇るナダルは、欧州で開催されるクレーコート大会での今季初優勝を目指し、決勝で第10シードの錦織圭(Kei Nishikori)と対戦する。

 同日行われた準決勝で錦織は、モンテカルロ・オープンの準々決勝でナダルを破った第5シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に7-6、5-7、6-3で勝利した。(c)AFP