【5月1日 AFP】サッカー日本代表の岡崎慎司(Shinji Okazaki)は、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で史上初のベスト8入りを果たし、最高のシーズンを締めくくりたいと考えている。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツ05(Mainz 05)で迎えた一年目、傑出した成績を収めている岡崎は、26日の試合で同リーグに所属する日本人としては最多となるシーズン14得点目を挙げ、香川真司(Shinji Kagawa)の保持していた得点記録を塗り替えた。

 現在はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーする香川だが、オールド・トラフォード(Old Trafford)に移る前の2011-12シーズンに、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)で13得点を記録していた。

 岡崎は今季だけで、3年間所属していたVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)時代以上の得点を挙げていることになる。

 ゴールを量産している28歳の岡崎は、日本が4-2でニュージーランドに勝利した3月の国際親善試合でも、ホームで2得点を決める活躍をみせ、W杯での代表入りも確実視されている。

 日本は、本大会のグループCでコロンビア、コートジボワール、ギリシャと対戦することになるが、岡崎はこれに対し「W杯の1次リーグで、勝ち残りたいという僕たちの思いはとても強く、ファンもそれを期待している」と抱負を語った。

「初めてベスト16より上に勝ち上がるチャンスを手にしている」

「選手の多くは海外でプレーしていて、中にはトップクラブに所属する選手もいるので、僕たちに対する日本での期待が高まっている」