【4月23日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)のアルバート・プホルス(Albert Pujols)は22日、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)戦で史上26人目となる通算500号本塁打を放った。試合は7-2でエンゼルスが勝利した。

 34歳のプホルスはこの試合の1回に通算499号の3点本塁打を放つと、5回にテイラー・ジョーダン(Taylor Jordan)から2点本塁打を放ち、偉業を達成した。1試合2本塁打での通算500号は史上初めてとなった。

 メジャー通算14シーズン目での達成は史上4人目で、同期間での記録達成者は、これまでにウイリー・メイズ(Willie Mays)氏と、運動能力向上剤の使用を認めているマーク・マグワイア(Mark McGwire)とアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)となっている。プホルスより若い年齢で記録を達成したのは、32歳で500号を放ったロドリゲスとジミー・フォックス(Jimmie Foxx)氏のみ。

 また、出身が米国以外の選手としては、同じドミニカ共和国のマニー・ラミレス(Manny Ramirez)氏とサミー・ソーサ(Sammy Sosa)氏、キューバ出身のラファエル・パルメイロ(Rafael Palmeiro)についで4人目の記録達成となっている。

 プホルスは、大リーグの歴代本塁打数ランキングで25位のエディ・マレー(Eddie Murray)氏にあと4本と迫っている。(c)AFP