【4月17日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の田中将大(Masahiro Tanaka)は16日、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)戦に先発し、8回を投げて2安打無失点、10三振を奪い、2勝目を挙げた。試合はヤンキースが3-0で勝利した。

 前日夜に雪が降った季節外れの寒さにも動じなかった田中は、今季三度目の先発登板に臨み2本のバント安打を許したものの、1四球は今季二度目となった。

 これで防御率を3.21から2.05とした田中は、ジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督から大リーグへのスムーズな適応ぶりを称賛された。

「素晴らしい投球だった。彼の投球に非常に満足だ。素晴らしい制球で、スプリットのコントロールも良かった。ここまでは素晴らしい投球をしている。試合の中での修正具合にも満足している。私としてはそこが重要だ」

 ジュニア・レイク(Junior Lake)にバント安打を許した後、15人の打者を連続で打ち取った田中は、7回無死でアンソニー・リゾ(Anthony Rizzo)にバント安打を許した。しかし、その後は8回までに3三振を奪うなど6人の打者を退け、9回からショーン・ケリー(Shawn Kelly)にマウンドを譲った。(c)AFP