【4月17日 AFP】サッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2013-14)は16日、決勝が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)を2-1で下したレアル・マドリード(Real Madrid)が優勝した。

 バレンシア(Valencia)のメスタージャ・スタジアム(Mestalla stadium)で行われた一戦で、レアルは後半40分にギャレス・ベイル(Gareth Bale)が圧巻の個人技から決勝点を挙げた。

 それまで個人プレーが目立っていたウェールズ代表のベイルだが、自陣のハーフライン付近から単独で突破すると、最後はFCバルセロナのGKホセ・マヌエル・ピント(Jose Manuel Pinto)を破り、ようやくゴールを決めることができた。

 レアルは前半10分、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のスルーパスに走り込んだアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が、コースを狙った低いシュートを決めて先制点を挙げた。

 対するFCバルセロナは後半23分、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)のコーナーキックをマルク・バルトラ(Marc Bartra)が頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 しかし、終盤にベイルはそのバルトラを振り切り、レアル移籍後初のタイトル獲得を決定づけるゴールを決めた。

 一方、ヘラルド・マルティーノ(Gerardo Martino)監督が率いるFCバルセロナは、この一週間でそれぞれ異なる大会で敗戦を喫して公式戦3連敗となり、6年ぶりの無冠に終わる可能性が高くなった。(c)AFP/Kieran CANNING