【3月24日 AFP】13-14スペイン1部リーグは23日、第29節の試合が行われ、リオネル・メッシ(Lionel Messi)がハットトリックを達成したFCバルセロナ(FC Barcelona)が4-3でレアル・マドリード(Real Madrid)との「クラシコ(el clasico)」を制した。

 2度にわたって先行されながらも逆転に成功し、白熱した試合に競り勝ったバルセロナは、レアルとの勝ち点差を1に縮めている。

 アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が先制点を挙げたバルセロナは、レアルのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)に2得点を奪われて逆転を許したものの、メッシが対レアル戦通算19得点目となるゴールを決め、前半を2-2で折り返した。

 迎えた後半、レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のPKでふたたびリードを手にしたが、その10分後にセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)がネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に対するファウルで退場処分になると、獲得したPKをメッシが決めて、バルセロナがまたしても同点に追いついた。

 そして試合終了まで残り7分としたところで、バルセロナはイニエスタがシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)に倒されてPKを得ると、メッシがこの日2度目のPKから決勝点を挙げた。

 レアルが32試合ぶりの敗戦を喫したことで、リーグの順位はレアルとの対戦成績で上回るアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が首位に立ち、レアルが2位、バルセロナが3位となっている。