バルサがレアルとの打ち合い制す、メッシがハットトリック
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■イニエスタが先制弾も、レアルはベンゼマの2得点で逆転
試合は開始直後から激しく動く展開となり、得点にはならなかったもののネイマールとベンゼマがそれぞれシュートを放つと、バルセロナはメッシのパスからレアル守備陣の背後をとったイニエスタがバーの下に当たって入る豪快なシュートを決め、早々に均衡を破った。
レアルも失点から5分後にベンゼマが同点の絶好機を迎え、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が華麗な身のこなしで3人のDFをかわし、パスを送ったが、ベンゼマはシュートをふかした。
バルセロナもメッシがあわや追加点かと思われた好機を迎えたが、セスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)のスルーパスに走り込んだメッシは、いつもなら決められるであろう場面でシュートを外した。
するとベンゼマが前半20分、その前のミスを埋め合わせる同点ゴールを決めた。ベンゼマはディ・マリアのクロスからヘディングシュートを放つと、ボールはバルセロナのGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)の手を弾いてゴールに入った。
ベンゼマはその直後にも得点を決め、レアルを逆転に導いた。ディ・マリアがまたしても左からセンタリングを入れると、バルセロナのハビエル・マスケラーノ(Javier Mascherano)が触りきれなかったボールはベンゼマに通り、トラップからバルデスには防ぎようのないシュートを決めた。
レアルはその後、ディ・マリアのクロスからベンゼマがハットトリックのチャンスを手にしたが、これはバルセロナのジェラール・ピケ(Gerard Pique)が阻んだ。