【3月18日 AFP】レアル・マドリード(Real Madrid)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、シャルケ04(Schalke04)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝トーナメント1回戦第2戦で勝利し、23日に控えるFCバルセロナ(FC Barcelona)との大一番に弾みをつけたいと考えている。

 スペイン1部リーグの強豪レアルは、3週間前にドイツで行われたアウェーでの第1戦を6-1で大勝し、準々決勝進出はほぼ確実としている。

 アンチェロッティ監督は、主力選手数人を温存できる余裕すらみせているが、昨年10月から続いている公式戦での連続無敗記録を伸ばす機会を無駄にする気はないと明かしている。

 17日に行われた試合前日の記者会見で、アンチェロッティ監督は、「15日に身体的にとても疲れる試合をしたばかりなので、多少の変更をするつもりだ」と語った。

「(遠征で)移動をしたので、十分に回復する必要がある。18日は選手数人を休ませる必要がある」

 マラガ(Malaga CF)に1-0で勝利した15日の試合で太ももを痛めたカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)は欠場が確実となり、アンチェロッティ監督がヘセ・ロドリゲス(Jese Rodriguez)とアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)がクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と並んで前線に立つと話したことから、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)のベンチスタートも濃厚となった。

 しかし、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で2度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げているアンチェロッティ監督は、選手にはFCバルセロナ戦を念頭に置き、手加減なしで試合に臨むよう忠告している。

「チームは好調で、いい試合ができる状態にある。さまざまな理由から、われわれはそういう試合をしなければならない。これはチャンピオンズリーグの試合である上に、いいコンディションを維持する必要があるからだ」

「23日の試合に向けた最善の準備は、いいプレーをしてもっと自信をつけることだ」

「すべての試合に周到な準備をしなければならない。第1戦では非常によくやったし、明日それをもう一度やりたいと思っている」