ガラタサライのドログバ、古巣相手に複雑な心境
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■古巣相手に複雑な心境を明かす
モウリーニョ監督と現在も親しい間柄にあり、チェルシーに在籍した8年間であらゆる主要タイトルを獲得してきたドログバは、チェルシーから来季のコーチ就任を要請され、このオファーを検討しているとも伝えられている。
ドログバは2012年に行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦で、試合終了間際に同点ゴールを挙げると、迎えたPK戦では勝利を決める最後のキッカーを務め、クラブに史上初となる欧州王者のタイ トルをもたらし、チェルシーの英雄となった。
ミュンヘン(Munich)での忘れられない夜から間もなく、チェルシーを去ったドログバは、スタンフォード・ブリッジでの試合を目前に控え、注目の的になった場合にどう反応すればいいか、神経質になっていることを認めた。
ドログバは欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトで、「最初は古巣を相手にし、友人と対戦することを楽しみにしていた。だけど同時にそれはとても特別な瞬間になる。その瞬間が来たら、どう反応するのか自分でも分からないからね」と語った。
「ご存じの通り、私はチェルシーで8年を過ごしたから、本当にどうなるか分からないし、その点はものすごく不安だ」
「チェルシーはすべてを経験させてもらったクラブだ。自分を世界最高の選手に近づかせてくれたのがチェルシーなんだ」
ドログバはチェルシーへの愛着を隠さないが、同時に古巣の友人たちに犠牲を強いることになっても、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントをもっと長く堪能するつもりだと語った。
「ガラタサライが突破できればと思っている。難しいだろうが、歓迎という点でいえば、温かい歓迎を期待することが、私には許されていると思う。自分はチェルシーのファンを知っているし、私たちの関係は本当に特別だから」
「また会えるのはきっと最高だろうし、楽しみにしている」