ドログバ、古巣チェルシーは「ガラタサライの10倍強い」 欧州CL
このニュースをシェア
【2月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のチェルシー(Chelsea)戦を控え、ガラタサライ(Galatasaray)のディディエ・ドログバ(Didier Drogba)がインタビューに応じ、古巣チェルシーは今の所属チームよりも「10倍強い」と語った。
35歳になったドログバは試合前日の25日、英国放送協会(BBC)に対して「チェルシーはガラタサライより強いかって?そうだ、10倍強い」とコメントした。
「だが私がプレーするのは勝つためだ。厳しい試合になるだろうが、ユベントス(Juventus)だって俺たちより強かった。だからどんなことでも起こり得る。勝つ確率が1%あれば、私はそれを信じる」
チェルシーに在籍した8年間でドログバは、約340試合に出場して157得点を記録し、プレミアリーグ4回、FAカップ(FA Cup)4回、リーグカップ2回の優勝を果たした。
さらにバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)と対戦した2011-12シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2011-12)決勝では、勝利を決める最後のPKキッカーを務め、ドログバにとってはそれがブルーズ(Blues、チェルシーの愛称)のユニホームをまとって放った最後のキックとなった。
古巣チェルシーとの対戦について、ドログバは「難しい試合になる」と語った。
「好きではない場所に8年間も居続けることはできない。サッカーではなおさらだ。気持ちはとても揺れている。私はチェルシーを愛してるが、今はガラタサライのためにプレーしてるし、チームのためにすべてを捧げるつもりだ」
2004年7月、フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)から2400万ポンドでチェルシーへ加入したドログバは、「あるクラブにいられて幸せなら、ずっととどまりたいと思うものだ」と前置きし、次のようにコメントした。
「だけど、したいことをすべてできない時だってある。私は自分が成し遂げてきたことに誇りを持っている」