「ダークウェブ」に住み着くサイバー犯罪者ら、マカフィー報告書
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■ツール入手から盗んだ情報の利用までが容易に
マカフィーによれば、「ダークウェブ」の当事者たちは一般的なオンラインビジネスと同じくらい容易に活動しているとみられる。「この種の攻撃が『高度さ』とはほど遠いことをわれわれは認識せねばならない」
「BlackPOSマルウエア群は『既製』の悪用ツールとして販売されており、マルウエアの機能についてのほんの少しのプログラミング知識とスキルで容易に調整して再頒布することができる」
「(マルウエアを使った)窃盗犯は、ビットコイン(Bitcoin)など数ある仮想通貨のうちの1つを使って、盗み出したクレジットカードの支払いをすることができる」とマカフィーは述べた。
またマカフィーの報告書は、スマートフォン(多機能携帯電話)利用者が増加するに連れ、携帯端末用のマルウエアが急増していると指摘。マカフィーは2013年に247万の新たなモバイル用マルウエアのサンプルを収集したという。そのサンプルの数は第4四半期だけで74万4000に上っていた。(c)AFP/Rob Lever