【3月6日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のカーニバルは5日、サンバチーム「ウニドス・ダ・チジュッカ(Unidos da Tijuca)」を今年の優勝チームに選出した。フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のブラジル人元ドライバー、故アイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏を追悼する内容のパフォーマンスを披露し、40人強の審査員に選出された。

 同チームは、F1カーや小型のレーストラックなどを盛り込んだパフォーマンスで、ライバルチームをわずか0.1ポイントでかわし、過去5年間で3回目のチャンピオンに輝いた。

 チャンピオンチームが今年のパレードで選んだテーマは「スピード」。3600人強のメンバーが参加して、20年前サンマリノGP(San Marino Grand Prix)でレース中の事故により亡くなったブラジルの国民的スター、セナ氏追悼のパフォーマンスを行った。

 また同チームは五輪陸上、男子短距離の王者ウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏にも敬意を表し、ジャマイカ代表選手のユニフォームを着たランナーがパレードに登場した。

 7日にはトップ6チームが参加するチャンピオンパレードが行われる。(c)AFP