チェルシー、終了間際の得点でエバートンに勝利
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【2月23日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは22日、第27節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は1-0でエバートン(Everton)に勝利した。
チェルシーは後半ロスタイムにフランク・ランパード(Frank Lampard)のFKからジョン・テリー(John Terry)が劇的な決勝点を決め、貴重な勝利を挙げてリーグ首位の座をしっかり保った。
ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督率いるチェルシーは、90分を通して勤勉ではあったものの創造性をほとんど見せることができなかったが、テリーとランパードという古株2人のプレーで均衡を破った。
臀部(でんぶ)を痛めて離脱していたテリーが復帰戦でチェルシーの英雄になった一方、敵地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で好機も作りながら無得点に終わったエバートンにとっては、厳しいものになった。
勝利したチェルシーは、同日行われた試合でサンダーランド(Sunderland AFC)を下した2位アーセナル(Arsenal)との勝ち点差を保っている。
今季からエバートンを率いるロベルト・マルティネス(Roberto Martinez)監督は、これまで4度臨んだスタンフォード・ブリッジでのリーグ戦で全敗しており、この試合ではジンクスを破りたいところだったが、ラシナ・トラオレ(Lacina Traore)が試合前の練習中にハムストリングを痛めたことが響いた。
トラオレの位置にはスティーヴン・ネイスミス(Steven Naismith)が入り、ロス・バークリー(Ross Barkley)は先発を外れた。
一方のチェルシーは、ディディエ・ドログバ(Didier Drogba)擁するガラタサライ(Galatasaray)との欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)決勝トーナメント1回戦第1戦のアウェーゲームを26日に控え、モウリーニョ監督がランパードとネマニャ・マティッチ(Nemanja Matic)を先発で起用し、さらにテリーを2月初めのマンチェスター・シティ(Manchester City)戦以来となる先発に復帰させた。(c)AFP/Ed Aarons