アトレティコが終盤の得点でミランに先勝、欧州CL
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【2月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)は19日、決勝トーナメント1回戦の第1戦が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-0でACミラン(AC Milan)に勝利した。
アトレティコはジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)が終盤に挙げた1点で、準々決勝進出に向けて大きく前進した。
本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われたこの試合で、ミランはディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督率いるアトレティコに主導権を握らせまいと奮闘したが、前半で先制点の機会を3度逃してしまうと、後半38分に右からのCKがミランのクリアミスで浮き上がったところでコスタにヘディングを許し、GKクリスティアン・アッビアーティ(Christian Abbiati)のニアサイドにシュートを押し込まれた。
スペイン1部リーグで同率首位に立つアトレティコはアウェー戦を制し、2週間後に本拠地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で行われる第2戦に弾みをつけ、96-97シーズン以来となる8強入りに王手をかけている。
敵地に乗り込んだアトレティコは序盤から落ち着いた様子でしっかりとパスをつなぎ、コスタは相手を寄せ付けず調子の良さをアピールしたが、チームはこれを決定機につなげることができなかった。
一方、クラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)監督率いるミランはそのピンチを乗り切ると、攻勢に出たが、アデル・ターラブト(Adel Taarabt)からのスルーパスを受けたカカ(Kaka)が左足でカーブをかけたシュートを放ちながらもクロスバーを叩くなど、三度シュートが枠に嫌われた。