【2月15日 AFP】中盤を迎えたソチ冬季五輪。記者が五輪会場で集めたさまざまなエピソードを紹介する。

■2022年「オスロ冬季五輪」にノルウェー国民は反対?

 2022年冬季五輪の招致をノルウェー国民が望んでいないとする世論調査が発表されたことについて、国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)のマーク・アダムス(Mark Adams)広報部長が、深刻にとらえる必要はないとの見解を示した。

 ノルウェー紙ノルドリス(Nordlys)が発表したInFactによる世論調査では、ノルウェー国民の55.9%が五輪招致に反対で、34.5%しか賛成していないことが判明した。

「1件の調査を全体の文脈の中から取り出すことは、どのような場合にも良い考えではない。もしももう一度調査すれば、特にノルウェーがメダルの合計でトップに付けている今なら、全く違う結果が出るだろう」

「2022年冬季五輪には5都市の強い候補地がある。オスロ(Oslo)はその一つだ」と、アダムス氏は述べた。

■女の子にぞっこん

 スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得したスイスのユーリ・ポドラドチコフ(Iouri Podladtchikov、25)が、大技「YOLOフリップ」の誕生秘話を語った。

「YOLO技のもともとの話は、ぼくがある女の子の気を引きたかったから」と、ポドラドチコフは語った。「さらにおかしな話は、その子が『どうして技に私の名前を付けてくれなかったの』と言ってきたことだ」

「っていうか、好感を持たれるために、どこまでしなくちゃならないんだ?彼女がもしもケイト・モス(Kate Moss)だったら、彼女の名前を技につけたかもしれないけれどさ」

 金メダル獲得以降その女性から連絡はあったかと質問され、ポドラドチコフはこう語った。「いや連絡はない。彼女はクールすぎるからね。いや実際は今朝かかってきたよ。それでぼくは『今度どう?』みたいな感じだった。そしたら彼女は『いえ、あなたは金メダルを手に入れたから、もうクールじゃないわ』みたいなことを言ってた」

「かわいい女の子に好感を持たれたら、それで大勝利さ」