【2月13日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは12日、第26節の試合が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)は3-2でフラム(Fulham)に勝利した。

 リバプールは試合終盤にスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)がPKを冷静に決め、優勝争いを熱くする劇的な逆転勝利を飾った。

 リバプールはロスタイム突入まであと数十秒というところで、ダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)がサーシャ・リーター(Sascha Riether)に倒されてPKを獲得すると、主将のジェラードがこれを成功させた。

 0-1、1-2と常に先行されながら、見事な逆転勝利をジェラードの決勝点で締めくくったリバプールは、4位の座を守るとともに首位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差を4に縮めている。

 敵地クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)での試合に臨んだブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督率いるリバプールは、奇妙な形から2度にわたってビハインドを背負った。

 コロ・トゥーレ(Kolo Toure)がこっけいなオウンゴールを献上すると、フラムの2得点目では、今度はもう1人のCBのマルティン・シュクルテル(Martin Skrtel)がクリアミスを犯し、キーラン・リチャードソン(Kieran Richardson)にボールをプレゼントしてしまった。

 それでもリバプールは、スターリッジがプレミアリーグ創設以降ではクラブ初となるリーグ戦7試合連続ゴールを決めると、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が残り18分で試合を振り出しに戻し、ジェラードの決勝点につなげた。

 大勝したアーセナル(Arsenal)戦とは打って変わり、なかなか先行できなかったリバプールとしては、予想外の苦戦を強いられた試合となった。(c)AFP/Philip Cadden