【2月13日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは12日、第26節の試合が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-0で引き分けた。

 本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)で行われた消耗戦で、アーセナルはリーグ首位奪還のチャンスをみすみす逃してしまった。

 週末に行われた第25節の試合で、アーセナルは1-5でリバプール(Liverpool FC)に大敗、ユナイテッドは2-2で最下位フラム(Fulham)と引き分けており、両チームが悪い雰囲気を引きずったまま臨んだ試合で劇的な場面を迎えることはなかった。

 アーセナルは後半15分過ぎに均衡を破るかと思われたが、ローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)枠をとらえたヘディングシュートは、ゴールライン上でルイス・アントニオ・バレンシア(Luis Antonio Valencia)に阻まれ得点にはつながらなかった。

 対するユナイテッドは、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)からのクロスにファーポストのロビン・ファン・ペルシー(Robin van Persie)が頭で合わせたが、アーセナルのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)がクロスバーに当てながらもセーブした。

 この試合を終え、アーセナルは首位のチェルシー(Chelsea)と勝ち点差1を離さている。一方、同じくタイトル争いに絡んでいるマンチェスター・シティ(Manchester City)は、イングランド北西部を襲った荒天の影響でサンダーランド(Sunderland AFC)戦が延期になり、同じくエバートン(Everton)対クリスタルパレス(Crystal Palace)戦も中止になった。

 ユナイテッドにとっては、気持ちを新たに一か八かで臨むドバイキャンプを控え、欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)の出場圏内に食い込むチャンスをまた棒に振ったことになる。(c)AFP/Tom WILLIAMS