【2月3日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)は2日、ワールドグループ1回戦が各地で行われ、英国は米国との通算対戦成績を3勝1敗とし、準々決勝進出を決めた。

 英国は、1986年以来となる8強入りを決めた。

 昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)を制したアンディ・マレー(Andy Murray)は、1日に行われた第1試合に続きこの試合でも7-6、6-7、6-1、6-3とし、米国のサム・キュエリー(Sam Querrey)を下して英国に貴重な3勝目をもたらした。

 対戦初日に2勝を挙げた英国が優勢の状態で迎えた2日目、米国はダブルスのボブ・ブライアン(Bob Bryan)/ マイク・ブライアン(Mike Bryan)組が英国のコリン・フレミング(Colin Fleming)/ドミニク・イングロット(Dominic Inglot)組に勝利し、なんとか最終日に望みをつないでいた。

 しかし、キュエリーがマレーを退けることはできず、英国が1935年以降では初めてデビスカップで米国を破る結果となった。

 準々決勝で英国は、敵地マル・デル・プラタ(Mar del Plata)でアルゼンチンとの通算対戦成績を3勝1敗として8強入りを果たしたイタリアと対戦する。(c)AFP