ファルカオは負傷前の前半29分に、ヴァレル・ジャーメイン(Valere Germain)が頭で落としたボールを無人のゴールに蹴り込み、この試合の先制点を挙げていた。

 ファルカオの加入後通算11得点目を皮切りに、モナコは大勝でベスト16入りを果たしている。

 スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)でプレーした経歴を持つファルカオに代わり、後半開始からエマヌエル・リヴィエール(Emmanuel Riviere)がピッチに入り、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)の本拠地スタッド・ジェルラン(Stade Gerland)で2得点を決めた。

 4部リーグで苦戦中のモンドール・アゼルグには、かつてモナコで主将も務めたベテランのルドヴィク・ジュリ(Ludovic Giuly)がいることもあり、彼らにとってこの試合は特別なものとなるはずだったが、ファルカオの負傷とその後の流れが後味の悪さを残した。