ヘンドリクソンはまた、米国スキー代表チームの公式ホームページで、「復帰最初のジャンプの感覚は、この世のものとは思えないくらい、最高に興奮するものだった」とコメントした。

「2度目のジャンプでは、バーを離れても冷静でいられた。不安は全部、いっぺんに吹き飛んだわ。現状を考えれば、膝の感触もすごく良い」

 ユタ出身のヘンドリクソンは8月21日に膝の手術を行い、その後は1日6時間から8時間のリハビリを続けている。

「毎日ジムで、ジャンプに戻れる日のことを夢見てきた。そこへたどり着くことができて、やっと肩の荷が下りた」

 米国スキー&スノーボード協会(United States Ski and Snowboard AssociationUSSA)は、史上初となるスキージャンプ女子の五輪代表候補を22日に発表する予定としている。(c)AFP