【2月1日 AFP】日本で誕生した女子スキージャンプのスター、高梨沙羅(Sara Takanashi)は、2014年に控えるソチ冬季五輪での金メダル獲得へ弾みをつけるため、2月のノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2013)で力強いパフォーマンスを発揮することに照準を定めている。

 身長151センチと小柄な16歳の高梨は、チェコのリベレツ(Liberec)で達成した世界ジュニア選手権連覇という快挙を引っさげ、2月2日に札幌で開催されるW杯女子個人第9戦に出場する。

 高梨の次なる照準は24日にイタリアで開催される世界選手権のタイトルだが、視線の先には来年2月にロシアのソチ(Sochi)で開幕する冬季五輪も入る。

 16大会が予定されている今シーズンを折り返した時点で4勝を挙げている高梨は、米国のサラ・ヘンドリクソン(Sarah Hendrickson)に169ポイント差をつけてW杯総合首位に立っている。