体重43キロの高梨は、正確な助走と踏切後の空中姿勢に素早く移る上で適正な重さだとされている。

 98メートルの飛距離で127.5ポイントを稼ぎ2位以下と大差をつけた1回目の助走を、高梨は「自分のポジションでしっかり乗れている」アプローチだったと振り返った。このジャンプでの飛型点54.0ポイントも、40人の出場選手で最高だった。

「アプローチが組めているからテークオフでもロスなく出ていけた」

 強風の影響で2回目の試技が中止となったため、高梨は1回目の記録で優勝となった。

 同じく悪天候により2回目が打ち切りとなった18日の蔵王大会では、こういった競技に特有の自然の猛威が高梨を襲った。

 高梨は、1回目に104メートルの大ジャンプ。100メートルのジャンプ台から向かい風にあおられ後ろに倒れ背中で着地し、飛型点で伸び悩んだ。